樹木葬に興味がわいたら

樹木葬に興味がわいたら

骨壷に入ってカロートに納められる通常のお墓ではなく、樹木と大地に抱かれて土にわが身を還して行く、そんな樹木葬の人気が高まりつつあります。

樹木葬のニーズやメリットについては先にもお話ししましたので、ここでは樹木葬に興味がわいた方のために具体的な内容についてお話ししたいと思います。まだまだ馴染みの浅い埋葬スタイルなので、興味もあれば不安も膨らむはずだと思います。

まずは実際に埋葬する際のことですが、通常は骨壷にお骨を入れて納骨しますね。しかし樹木葬の場合は土に還すわけですから、基本的には火葬したお骨を直接土に埋めるのです。もしくは、墓地によっては、土にかえる素材の骨壷だったら了承してもらえるところもあるようです。木や紙、布製、または竹製の骨壷などを故人を偲びながら手作りされてもいいですよね。それから、樹木の種類についてですが、できることなら故人の好きだった木、または自分の好きな木を選びたいと思いますよね。これについては樹木葬を受け入れている墓地によってさまざまなのです。

たいていのところでは指定された樹木の中から選ぶシステムになっていますが、中では「桜葬」と名づけて、植える木を桜に限定している樹木葬墓地もあります。また、「里山葬」と呼んで、樹木葬によって植樹が増えていくにつれて里山を再生しようという取り組みのもとに賛同していただいた人を生前に会員として登録するシステムのところもあります。自分で持ち込みができる場合もありますが、その場合は土地によって樹木の育ち方が変わってくることがあるため、これから続く永い年月を樹木が生長しやすい環境で育ってくれるためにも事前に管理者や専門家に相談しておくと良さそうです。

しかし、やはり樹木は生き物です。中には苗が根付かなかったり枯れてしまうこともないとは言い切れません。台風や大雨などの自然災害によって折れてしまうケースももちろん考えられることです。その場合には墓地に保障してもらえるのでしょうか。これも墓地によって違いがあるようなのであらかじめ利用規約をよく確認しておく必要がありますが、新しい苗を植え直してもらえる場合もあるようです。いかがですか。少しイメージが膨らんできたでしょうか。