メモリアル・ダイヤモンド

メモリアル・ダイヤモンド

手元供養の方法のひとつとして注目度の高いメモリアル・ダイヤモンド。関心の高いのはやはり女性だそうですが、ご存知でしょうか。なんと遺骨の炭素から人工的にダイヤモンドを製造するのだそうです。

歴史は意外と長く、すでに50年前からの技術なのだそうです。費用はずいぶんとかかるものですが、唯一の形見となることですし、なによりメモリアル・ダイヤモンドを作られた方の多くは肌身離さずいつも故人と一緒にいる気持ちになれることをとても嬉しく思うそうで、ペットの遺骨から作られる方もいるそうです。

ひとつしかない大切な宝物を故人からいただいた、そんな気持ちは故人を亡くした寂しさから少し離れることができ、前向きになれるための品にもなるのではないでしょうか。世の中にひとつしかないダイヤモンド。そのゆえんはもちろん、亡き人の遺骨から作り出すわけですから当然なのですが、実は遺骨中の成分により色が変わるのだそうです。それは製造する側にもわからないことだそうで、出来上がってみないとどんな色に生まれ変わるのか分からないということです。故人の、その人らしさが見えてくるのかもしれないですし、受け取る遺族側の楽しみのひとつとなること間違いなしですね。

たいていのダイヤモンドは、透明から美しいブルーまでの色合いに出来上がるそうですが、中には濃い目のブルーにもなったり、とても美しいことに驚きます。気になるのが費用ですが、0.2カラットのもので40万円ほどということのようです。製造工程としては、まず遺骨などから製作に必要な炭素の量やその他の構成成分を解析します。次にダイヤモンドを構成する主成分である炭素の抽出を行い、黒鉛変換する為に高温処理を行います。特殊な設備によりダイヤモンドの生成をします。

多くの過程を経て結晶化した原石を職人が慎重にカット・研磨が行われます。品質検査と保証書を作成し、出来上がりだそうです。遺骨のほかにも髪の毛からも作ることが可能なのだそうで、こちらは0.1カラットで30万円ほどで作れるのだそうです。髪の毛で作れるのであれば生前に準備することも可能ですね。重さにして2グラム程度の髪の毛が必要なのだそうです。自分の髪の毛で作っておいて形見として残すという方法も、遺族にとっても自身にとっても良い思い出になりそうですね。