香典返しと忌明けの挨拶

香典返しと忌明けの挨拶

叔父の四十九日の法要を前に、私たちは香典返しの準備をしていました。 幸い、葬儀の受付をお願いした方が丁寧な仕事をしてくれていたようで、作業ははかどったのですが、香典返しの品物を決める際に、叔母と祖父がもめていました。 叔母はあってこまるものではないからとタオルを推していたのですが、祖父はタオルでは絶対駄目だというのです。 結局祖父の意見が通り、Cカテゴリー(香典金額による我が家の基準です...気になさらずに...)の方には香典返しのお品物として砂糖を送ることになったのです。 祖父が頑固に砂糖を推した理由は後になってから分かりました。近年ではあまり一般的ではない慣わしによるもので、「あとに残さない、消えてなくなくなる」との縁起担ぎによるものだったのです。 ギフトショップの香典返し商品リストなどを見ますと、普通に「消えてなくならないもの」も多いのですが、確かに気にされる方もいらっしゃるかもしれませんね。 さて、香典返しについてです。 香典返しは葬儀当日に済ませてしまうこともあるようですが、通常は四十九日の法要が済んでから行うのが一般的です。忌明けのご報告とともに香典返しを贈るのです。 予算は、頂いた香典額の半額までの範囲で選ぶのが一般的です。 お返しの品物は、香典の金額によりいくつか用意すると良いでしょう。 ギフトショップや葬儀社で用意してくれるカタログが便利ですね。 のしの表書きは、「満中陰志」や「志」とします。 水引は黒白の結びきり。下段には○○家、若しくは喪主の氏名を入れます。 香典返しは下記の様な礼状を添えてお渡しします。 □礼状文例 謹啓 御尊家様におかれましては御清祥のこととお慶び申し上げます 過日 亡母故○○儀 召天の折には御懇篤なる御弔意を賜り 尚格別なる御献花を頂戴いたしまして 心より御礼を申し上げます お陰をもちまして 四十九日記念会 滞りなく相済ませることができました 本来であれば早速拝趨のうえ 御礼申し上げるべきでございますが 略儀ながら書中を以て御礼の御挨拶を申し上げます 拝具 平成○○年○月 喪主○○ 親族一同